【食器乱読】アイスランド 角皿 ガラス
店主が集めた食器を無秩序に紹介していく食器乱読シリーズ。
第6回目はアイスランドで買ってきたお皿です。
個性~まるで氷~
昔、アイスランドを訪れた際に買ってきたお皿です。
特徴は言うまでもなく、氷を彷彿とさせるこの造形!
しっかりと肉厚なのに透明度の高いガラスを使っており、
この気泡を思わせる装飾が実に素晴らしいです。
アイスランドは別名『氷と火山の国』と言われており、おそらくそれがコンセプトだと思われます。
確か同じシリーズで溶岩をモチーフにしたものもあったので、そちらは火山verですね。
拡大
この細かいリアリティ!
どう使う?
カプレーゼなど冷たいオードブルが良いですね。
暑い季節なら、このお皿だけで十分な涼を演出できます。
果物などを盛り合わせても良さそう。
耐熱ガラスかどうかは不明ですが、火を使っていない冷たいお料理のほうが圧倒的に好相性です。
若干の深さはあるのでドレッシングなどをかけても、溢れるということはありません。
ルーツ
産地であるアイスランドについてご紹介します。
アイスランドは緯度的にはロシア、フィンランド、スウェーデン、ノルウェーあたりと同じに位置します。かなり北ですね。アイスランドという名前から、かなり極寒の国を想像するのですが、実はそんなに寒くありません。下手したら、北海道のほうが全然寒いです(笑)。
店主が現地の人から聞いた話では、「近くにスキー場があったんだけど、雪が降らないから潰れちゃったよ、ハハハ」だそうです。
確か冬の平均気温がマイナス3℃くらい。そりゃ雪も溶けるわ。
夏も20℃いかないくらいなので、全体的な気温は低めですね。
人口は30万人くらいで、のどかな国でした。
島国なので独自の国民性が保たれており、みんな優しい。
一通りの英語は使えますが、ちょっとしたお礼などをアイスランド語で言ってあげるととても嬉しそうにしてくれたのが印象的でした。
アイスランド観光といえば氷河が作り出したダイナミックな自然ですが、その多くは首都から離れた地方にあります。
人口の9割は首都およびその近郊に住んでいるため、そのエリアから離れてしまうと交通機関や街を利用しにくくなります。
地方の自然を堪能したい場合は予めアクティビティツアーなど専門の業者などを手配しておいたほうが無難です。
ちなみに店主はオーロラを観るために行ったのですが、結果は残念!
店主調べによるとオーロラの観測地は主にアラスカとフィンランドで、特徴は
アラスカ→観測率が高い。建物や照明が少ないため、くっきりと見えやすい。反面、暇を潰す場所がないので、観測失敗すると何もすることがない。
フィンランド→観測率はアラスカに次ぐが、サンタクロースの村などオーロラ以外の観光地があるため、万が一見れなかったとしても切り替えが可能。
です。
店主はひねくれ者のため、穴場として第三の選択肢を探した結果がアイスランドでした。
まあ、結果は見れなかったのですが、お皿もゲットできたし、観光もとても楽しかったのでまた行きたいと思います。