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【食器乱読】瀬戸焼 木の葉豆鉢 飴

瀬戸焼

店主が集めたお気に入りの食器達を無秩序に紹介していく食器乱読シリーズ。
第19回目は瀬戸焼から丸い形がかわいい豆鉢です。

個性~落ち葉を拾ってきて丸めたような可愛らしさ~

『木の葉』というだけあって、晩秋の落ち葉を拾ってきてそのまま丸めて器にしたかのようです。
うっすら描かれた葉脈と、網目状の模様がさらにリアリティを高めます。

飴釉の丸みのある手触りと、手仕事による少しいびつな形が趣深いです。
木つながりでナッツや木の実を盛ってあげると、より一体感が増します。

飴釉

飴釉とは釉薬の一種。
黄釉と黒釉の中間に位置し、主に茶色をしていますが、成分の割当や焼き方によってばらつきが出やすいのが特徴です。

同じ器の中でも場所によってムラができやすいので、それが味のある景色となります。

文字通り、べっこう飴のような光沢と丸みも特徴です。
個性が出やすいため、多くの焼き物で使われている印象があります。

どう使う?

豆鉢というジャンル、容量は多くないので盛れるものは限られます。
梅干しなどの漬物を数個といった使い方がベストかと思います。

縁の高さはありますが、底の面積は広くはないので醤油皿などの使い方は微妙かも。
旅館などではそのように使われることも多いですが。

豆鉢や豆皿といった小さなお皿、普段使うには洗い物が増えてしまうのでめんどくさくて敬遠されがちなのですが、そこをこらえて使ってみると、すごく『おもてなし』感がでます。
例えば、いつもはタッパーのままドンとテーブルに出す漬物も、人数分の豆鉢に個別に出してあげると、なんかすごくちゃんとした風になります。

いつもそこまでするのは面倒な方も、お祝いの時などの奥の手として覚えておくといいですよ。

ルーツ

愛知県の瀬戸は言わずとしれた焼き物の超名産地。
陶磁器製の食器のことを「せともの」って言ったりしますよね?
あれはこの瀬戸が語源なんです。一般名詞化されるくらい、古来から日本の食器を作り続けてきました。

大変長い歴史を持つ瀬戸焼には茶の湯向けの芸術性の高いものなど多数の作風がありますが、生活に根付いた日常使い用の器が多いようです。
特徴としては釉薬の使いこなしが多彩で、白/茶/緑/黒など実に様々な色を操ります。

瀬戸焼振興協会

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