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【食器乱読】Ancient pottery

【食器乱読】Ancient pottery

店主が集めたお気に入りの食器について、あちこち脱線しながら掘り下げていく食器乱読シリーズ。
今回はアンティーク感バツグンなのに使いやすい、ancient potteryシリーズのご紹介です。

About Ancient Pottery

--画像引用元http://www.chipsjapan.com/products/ancient-pottery

Ancient pottery(エイシェント ポタリー)は(株)チップスによる食器のブランドです。
まずは公式サイトからコンセプトを引用します。

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憧れを抱く人も多いアンティークや作家物の器。
高価だし、使いこなせるだろうかと悩んで悩んで. . .
その一歩がなかなか踏み出せず
結局、憧れは憧れのまま . . .

Ancient Potteryはアンティークや作家物のようなディテールを持ちながらも、
ストーンウェアという強い土を使った現代のライフスタイルに合った実用性の高い器です。

美濃の陶工たちと共に、美濃の素材と技術を使い、手の届く豊かさを実現させたいという思いで作りました。
あなたの憧れを実現する第一歩になってくれる器です。
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はい、だいたい言いたいことは終わってしまいました(笑)。
せっかくなのでもう少々お付き合いください。

かっこいいお皿、使いたいですよね

100円ショップやそのあたりのお店で買える、シンプルで使い勝手のいいお皿も良いですが、ちょっと味のある個性的なお皿もたまには使ってみたくなりますよね。

でも、そういったお皿って作家物だったりアンティークだったりで一枚5000円オーバーなんてこともよくあります。

加えて、お店で見た時は「かっこいい!」と思っても、キレイに料理を盛り付けて食器の良さを引き出せるだろうか?と考えると、出かけた手が引っ込んでしまうなんてこともよくあります。

ancient potteryはまさにそういう方々の希望を叶えるために作られたブランドです。

最高に機能的

せっかくかっこいいお皿でも、電子レンジNGだったり、食洗機NGだったりすると、いまいち使うのが面倒になり、段々と食器棚の奥のほうに追いやられてしまいます。

ancient potteryの食器はかっこいいのに家電との相性が最高なのが◎。
当然、電子レンジOK。食洗機もOK。なんだったらオーブンもOK!(240℃まで)
さらにはストーンウェア(炻器)という素材でできており、かなり丈夫です。
オーブンOKっていうのはなかなかないですね。
特にこの手の凝ったデザインの食器ですと、かなり珍しいです。

この後ご紹介するように、味のある風合いながら料理を引き立たせるようにデザインされています。
デザイン・機能性の両方で日常使いにピッタリです。

かわいいながらもピリッとスパイスの効いたホワイト

ancient potteryは各アイテム3色が展開されています。white(ホワイト)/brass(ブラス)/gray(グレー)です。
まずはホワイトの魅力からご紹介します。

一見、とてもシンプルなホワイト。
程よく艶が抑えられ、とろみのあるしっとりとした質感になっています。
真っ白ではなく、わずかにクリームがかった優しい印象です。

表面をよく見てみると、ちらほらと黒い粒粒が。
これは釉薬に加えられた鉄粉。

この鉄粉が、下手すると単調になってしまう白に程よいアクセントを与え、ブラックペッパーのようなピリッとしたスパイス的存在になっています。

一般的に白いお皿はシンプルで無難に使いやすい反面、無表情というか何を盛っても、そこまで料理を映えさせてはくれないことが多いです。

ancient potteryのホワイトは使いやすさと味の両立を実現した万能選手。
かわいいのに味があるので、女性からの人気がとても高いです。

アンティーク金属のような渋さが魅力のブラス

『真鍮』を意味するbrassは、店主が一番好きな色です。
まずこの写真を見て、「陶磁器だ」って分かる人はだいぶ稀なんじゃないかと思います。
完全に使い込まれた金属の風合いですよね。

見た目のみならず、触った感じも重みがあって、爪で弾くとキンキンとした高音がして金属のようです。
実際、僕は店頭で持ってみてもしばらく陶磁器なのか金属なのか判別できませんでした(笑)。

黒や茶など、濃い色の食器は基本的に料理に使いやすいです。
緑や白、など「映え」に欠かせない色をしっかり引き立たせて、全体の印象は引き締めてくれるので、無造作に盛り付けても絵になります。

このブラスはさらに、アンティークのようなメタリックな鈍い輝きがあるため、インパクトも抜群。個人的にはとても男性ウケするデザインだと思います。

このお皿で料理を出せば、みんなの注目を集められること請け合いです。

クールで異質なグレー

3色の中で、一番独特なオーラを放つのがグレー。
ご存知、灰色という意味ですが、さすがancient pottery。ただの灰色ではありません。

地の色は青みがかかった、クールな印象の灰色。
そこに金属サビを思わせる、赤褐色のまだら模様が散りばめられています。
あまりにリアルなので、本当に錆びているのか?と思ってしまうほど。
安心してください、錆びていません(笑)。

正直、店主としては一番使いこなしが難しい色だと思います。
というか、合う雰囲気にはドンピシャにハマるんですが、そうじゃないと浮きがちになるというスイートスポットの狭さがある意味で魅力。

例えば、かわいいインテリアやシンプルな食器で統一されたお部屋だとあまり合わないと思います。
一方、アンティークやユーズド感の強いインテリアが多いお部屋ですと、唯一無二のハマり方を見せます。それこそ、このグレーシリーズの食器でなければ世界観が保てないほどに。

自分の趣味に合うデザインの食器が中々見つからずに苦労している、という方はぜひ試してみてください。

プレートやカップ&ソーサーなど色々あります

上記でご紹介した3色で、プレートやカップ&ソーサー、ボウルなど様々なタイプの食器が展開されています。
どれも見ているだけでも楽しいですが、使ってみるとさらに料理が楽しくなるものばかりです。

ぜひ、下記リンクから一覧を見てみてください。

Ancient potteryのレンタル食器


ちなみに店主のイチオシはBrassのカップ&ソーサー(上画像)です。
ブラックコーヒーがとても美味しく飲めますよ。